ヤフオクやメルカリを利用する上で、気になることの一つといえば、「商品は全部売れるの?」ということだと思います。最近は、副業として利用する方も多い、これらのサービスですが、実際の利用者の経験などを元に、販売するコツなどをご紹介します。
まずは、オークションとフリマアプリの特徴を知ろう
商品の売れ残りを防ぐには、ヤフオクやメルカリを上手に使いこなすのもポイントの一つ。そこでそれぞれのサイトの特徴をまずは知っておきましょう。
ヤフオクは高値がつくのが何よりのメリット
ヤフオクとはヤフーが提供するネット上のオークションで誰でも簡単に商品を出品することのできる優れたオークションサイトです。オークションサイトの中では断トツの利用者数を誇り、ヤフーが運営していますので安心して利用することができます。
自分が1000円ぐらいで売れるかな?と思っていたものでも、季節やタイミングがいい場合は、その何倍もの利益を生むことも。
気軽に利用する人が多いメルカリ
メルカリは、日本で最も利用されているフリマアプリで、最近では1億ダウンロードを突破したことも大きなニュースとなりました。メルカリは簡単に言うとネット版のフリーマーケットのようなもので商品の写真を撮り金額を設定しアプリ上に投稿することで簡単に売却することが可能なのです。
購入者もフリマ感覚で気軽に利用する人が多く、商品のジャンルも様々で、食品や自動車までも販売することができます。
どちらもメリットがありますが、オススメの出品方法は・・・
まずは高く売れる見込みのあるヤフオクで出品し、落札されるのを待ちます。
ヤフオクでウォッチリストの数が少ない、問合わせがないなど、売れる見込みがない時には、出品を取り下げ、メルカリ出品に切り替えると、かなりの商品を売ることができます。
みんなが実践している!商品を確実に売り切るためのコツとポイント
ヤフオクやメルカリで商品を出品しているユーザーの証言を基に、商品を売るためのポイントをまとめてみました。
自分の中でのキャンペーンを行う
商品をたくさん出品している場合、特に有効なのが「キャンペーン作戦」です。
例えば、「週末限定価格」「期間限定セール」といった文言を追加し、購入者の目を引き、実際に販売価格も値下げします。このキャンペーン作戦を行うポイントは、出品している商品を一斉値下げすることで、より注目を集めるようにすることです。
同じカテゴリーの商品をまとめ売りする
同じカテゴリ―の洋服を数点まとめて出品する方法も効果的です。まとめ売りをする時には、同じサイズ、同じテイストの商品をまとめて売るのがコツ。また目玉商品として、少しハイブランドのバッグなどを、まとめ売りの中に加えることで、そのブランドが好きな方からの入札も見込めますし、お得感がさらに増すので、より売れる確率が上がります。
「まとめ売りをすると、それぞれのブランドのファンが入札してくれるので、メルカリよりもヤフオクで売ったほうが高値になることが多い。(30代女性)」という意見もあるので、まとめ売りをする時は、最初にヤフオクで出品してみて、それでも売れなければメルカリで売るのがオススメです。
写真や文章を追加し、さらにわかりやすく
値下げやまとめ売りをする前に、もう一度ご自身の出品内容を見直してみましょう。客観的に見て、写真がわかりづらい(特にダメージのある箇所の画像がわかりづらいと、入札されづらい傾向にあります)、商品の詳細があまり記載されていないなどといったことはありませんか?
写真や文章を少し変えるだけで、売れることもありますので、まずはこの2点を修正するのも、売り切るためのコツといえるでしょう。
ヤフオクやメルカリのキャンペーン情報を知っておこう
それぞれのサービスで商品を売り切るためには、ヤフオク・メルカリの機能やキャンペーン情報を知り、上手に使いこなすことも大切です。そこで、売り切るために知っておくと便利な、クーポンの情報を中心にお伝えします。
ヤフオクの「最大半額クーポン」
出品者には直接関係がありませんが、落札する側からすれば毎週日曜日開催されている「最大半額クーポン」は大きな魅力。5%、10%、50%と抽選によってもらえるクーポンは違いますが、お得になることには変わりません。金曜日、土曜日、日曜日はヤフオクで商品の落札が多いので、日曜日にオークションが終わるように設定し、落札する側の購買意欲を刺激しましょう。
ヤフオクの「アプリ限定ゾロ目の日」
ヤフオクアプリからの入札で使える「ゾロ目の日クーポン」は、100円以上で5%オフ、50,000円以上だと3,500円オフになる、実は結構お得なクーポン。獲得が先着順のため、すべての人が使えるわけではありませんが、高額商品を狙っている場合は、このクーポンを使っている人も多いようです。高額商品を出品する場合は、ゾロ目の日に合わせて、販売してみてもいいですね。
ヤフオクの「GO!GO!入札キャンペーン」
こちらもアプリ限定ですが、毎月5日、15日、25日は落札代金から5%オフになるキャンペーンです。お得感はゾロ目の日よりも劣る印象がありますが、頭に入れておくとよいでしょう。
メルカリはクーポンが不定期
メルカリの場合、ヤフオクと違い毎週や毎月配られるクーポンはないものの、たまにキャンペーンがあり最大20%オフになるクーポンがもらえたり、登録直後や購入後などに、突然メルカリからのメールでクーポンが配布されることもあるようです。ですので、メルカリはクーポン情報ではなく、値下げ交渉をうまく使いこなし、交渉次第で売るという方法の方がよさそうです。
それでも売れなかったらどうする?
ヤフオクでもメルカリでも、いろいろな方法を試しても売れなかった・・・。そういう場合の最終手段として、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか。
買取ショップに持ち込む
近くにある古物買取店舗、ブランディアなどのネット買取サイトで買い取ってもらう。自分で売るよりも価格はかなり下がりますが、どうせいらないものなら、ちょっとでもお金になったほうがいいですよね。ただし、ノンブランド品、ダメージの激しいもの、シーズンオフ商品など、ショップの基準によっては買取不可なものもあり、ネット査定の場合は返送に送料がかかるものもあるので注意が必要です。
フリマで売り切る!
思い切って、フリマで売り切るのも一つの手です。ネットよりは相場が低くなりがちですが、お客さんとのコミュニケーションが楽しめるのが、フリマ最大のメリット。お友達と一緒に出店するなど、フリマならではの環境を楽しみましょう。
それでもダメなら・・・
それでも売れなかったら、思い切って捨てるか、福祉や地元のバザーに寄付しましょう。いつまでも売れないものを保管しているより、何かに役立てたほうが心もきっと晴れるはず。
商品を売り切るコツをつかみ、頑張って売り切ろう
現在では多数の方がメルカリやヤフオクを使い、自分の使わなくなったものや、ハンドメイド商品などを販売し副業として普及してきています。安心できるアプリとサイトですので、出品者・落札者ともにもしトラブルが起きてしまっても運営がしっかり対応してくれますので怖い思いもすることはありません。
すべての商品を売り切ることは、物によっては大変かもしれませんが、最後まであきらめずに、いろいろな方法を試してみてくださいね。