サラリーマンやOLを中心に、手軽な副業として人気があるヤフオク。実際に副業として利用している人は何を出品しているの?どうやって利益を上げているの?今回は、実際にヤフオクで副業しているユーザーたちの声を集め、効率よく稼ぐ方法などを探ってみました!
ヤフオクの副業、実際どういう人たちがやっているの?
休日を利用し、副業としてヤフオクをしている人たちの年齢層や、普段どういった仕事をしているのでしょうか。アンケート調査を基に、実態に迫ってみました。
意外?納得?副業ユーザーの男女比
副業ユーザー100人にアンケート調査をしたところ、男女比は約6:4。それほど大きな差はありませんが、やや男性ユーザーのほうが多い傾向にあります。「仕事に余裕のある月初だけ、ヤフオクを利用している(男性20代)」「ひと月分をまとめて出品している(40代男性)」など、男性ユーザーは、期間を決めて仕事に影響がないような出品方法を好む傾向にあるようです。対して女性は、「家の中に不用品をみつけたら出品して、リサイクルしている(20代女性)」「ワンシーズン着なかった物を売っている(30代女性)」のように、家の中に売りたいものが見つかった時に、その都度出品する方が多いようです。
どういった職業の人が利用している?
ヤフオクは、出品さえしてしまえば、その後は基本的に質問などに答えるだけ。一出品に対し、かかるトータル時間は30分~1時間程度と手軽な副業です。そのため、基本的にどのような職業の人でも副業は可能ですが、土日をメインに出品している会社員と、平日なども利用し、比較的自由な出品スタイルの自営業者と、出品方法も2パターンあることがわかりました。休日の一日、平日の仕事の飽き時間など、ご自身のライフスタイルに合わせて、出品することが、無理なく長続きし、利益を生むコツ!
気になる一月当たりの利益は?
これから副業をはじめる人にとって、最も気になるのが「実際どのぐらい儲かっているの?」ということではないでしょうか。今回の調査では、5,000円未満の方から、10万円以上稼ぐ方まで十人十色。5,000円未満のユーザーに目を向けると、「副業というより、楽しみの一つとして(20代女性)」「季節毎に大掃除をして、その時に出た不用品をコツコツ出品している(30代女性)」というように、しっかりと副業として稼ごうというよりは、趣味や断捨離の一環としてヤフオクを利用しているユーザーが多いようです。この傾向は、月次売上高が20,000円未満のユーザーに多く、「年間を通せば20万ぐらいの利益があるが、実際利用しているのは連休中などの限られた期間のみ(20代男性)」というように、毎月コツコツと出品するよりは、仕事や私生活に余裕がある時に出品する傾向があります。
一方で月次売上高30,000円以上の比較的コンスタントにヤフオクを副業として利用しているユーザーは、出品のために仕入れをしたり、常に一定数の出品をしていたりと、活発に動いている様子が伺えました。
ヤフオクでの副業を成功させるポイント
実際に、今からヤフオクで副業をしようと思っているアナタに向けて、副業を成功させるポイントをまとめてみました。副業の成功とは、人によって毎月ある一定額の利益が上がることだったり、趣味の延長として利益を得ることだったりと、人それぞれです。ですが共通するのは、続けられる副業であること。副業として続けられるためのコツや、稼ぐポイントをこっそりご紹介します。
自分の性格にあった無理のない出品方法で長く続ける
ヤフオクで副業を成功させるには、いかに飽きずに長く続けられるかというのが大切です。「会社が忙しい月末月初は避けて、毎月中旬に一度だけ20品ぐらいをまとめて出品する(40代男性)」というように、自分のライフサイクルの中で、比較的時間の都合がつきやすい日に、オークション終了日を指定する方法もあります。「出品情報の部分に、仕事の関係で発送日を○曜日というように指定しておくことで、トラブル回避している(40代男性)」といった方法は、以前商品の発送が遅いと落札者から注意されたことで、情報として明記するようになったそうです。出品サイクルだけに目を向けがちですが、発送作業を毎日できない場合などは、事前に明記することでトラブルが減り、結果的にストレスフリーでヤフオクを続けられますので、実はとても大切なのです。
毎月利益を得るためには、それなりの研究が必要!
ヤフオクで出品していると、たまに予想もしなかった高額で商品が落札されることがあります。ですがそれは稀なパターン。10年以上ヤフオクを利用し、毎月数万円を売り上げている人のほとんどが実践しているのは、「ヤフオクを研究すること」です。「出品前には必ず落札相場をチェックし、相場よりも少しだけ安い開始価格を設定している(30代男性)」というように、オークション自体を研究している人もいれば、自分の得意分野をとことん追求し、安く仕入れて高く売る、いわゆる「せどり」で利益を得ている人の中には、コアな商品の新作を常にチェックしているというツワモノも。
一方で「合わないと感じたら辞める勇気も必要」
ヤフオクで副業をしている人の意見で意外だったものが、「ヤフオクをはじめ、ネットを利用した副業は向き不向きがあるのも事実。趣味ならいいが、副業としてやっているのに、あまりにも利益が少ない場合は、辞める選択肢もある」と回答した人が多かったこと。月額10万円以上をコンスタントに稼ぎ出しているユーザーは、「実際ヤフオクで大きく稼ぐのはかなり難しい。向いている人は忍耐力がありマメな人。コツコツ系の仕事ができる人」と言うように、副業として継続するには忍耐も必要。趣味として考えるならよいのですが、かなりの時間を割いているのに利益が上がらない、とイライラするぐらいなら辞めるという選択肢もあります。
副業ユーザーにおすすめ!ちょいラク&お得情報
「私は飽き性だからヤフオクには向かないかも…」と諦める前に、飽き性でも、めんどくさがり屋さんでも、週末ちょっと作業をするだけでヤフオクで一定額の利益を得る方法があります。ガッツリ稼ぎたい人は、出品者も落札者もお得になる情報に、常にアンテナを張っておきましょう。
副業ユーザーの3割以上が10年以上続けられている
1999年にサービスが開始されたヤフオクは、現在でも国内のオークションシェアはナンバーワン。10年以上ヤフオクで副業を行っているヘビーユーザーも多く存在します。今回調査した中でも、3割以上のユーザーが「ヤフオク歴10年以上」と回答していることからも、その使いやすさや、落札率の高さが推察されます。ですが、10年以上出品・配送作業を続けるのは根気がいるのも事実。時代の変化に伴い、こうした熟練のユーザー達もサービスを利用し、手間と時間をかけずに、休日の短い作業で出品し続けています。
出品ツールを使って手間なしラクラク出品
今やほとんどの副業ユーザーが使っているといっても過言ではないのが、出品ツールです。出品数が多くなくとも、商品データ入力が省略されたり、指定した時間に一括出品や、再出品も可能なツールも。オークタウンはテンプレートの種類も多く、初心者さんでも直感的に使えるような工夫をしていますので、ぜひ使ってみてくださいね。
クラウドソーシングを使いこなすのが勝利のカギ
ライター、デザイナー、カメラマンなど様々な職種の人が登録しているクラウドソーシング。「ランサーズ」や「クラウドワークス」などを利用し、出品タイトルや商品詳細を作成してもらうのもアリ。クラウドソーシングでは、文章作成と出品までの一連の作業を1件につき50円程で代行してくれる方もいます。彼らも副業として行っている場合が多く、文章作成のみの場合は40円程。出品ツールとクラウドソーシングの合わせ技を使えば、忙しい方でも無理なく続けられ、一度にたくさんの量を出品できます。クラウドソーシングの利用登録は無料で、やりとりはサイト上でOK、作業してくれる方への支払いはクレジットカード決済ができますので、はじめての方でも安心して使える、おすすめのツールです。
本気で副業したい方にオススメのクラウドソーシングの使い方
本気で副業をしたい場合には、市場調査を行うことも大切です。市場調査とは、今売れている商品を調べたり、これから売ろうと思っている商品の落札相場を調べることもあれば、今後日本で流行りそうなものをいち早くチェックするために、海外のサイトで最新の流行を調べることも。これらの調査を一人でやるのは大変ですが、市場調査もクラウドソーシングで代行してもらえます。日本語サイトの調査の場合は、1件につき500円~1,000円前後、海外サイトのリサーチは3,000円前後かかりますが、副業が軌道に乗ってきたら試してみてはいかがでしょうか。
運送会社と個人契約ができる場合も!?発送もちょいラクを目指そう!
毎回送料を計算するのは手間がかかるもの。送料の計算チェッカーなどもありますが、それでもやはり少なからず時間を取られます。ふと他の出品者のページを見てみると、「送料一律○○○円」と記載されていることがありますが、これは差額を自身で調整しているパターンの他にも、運送会社と個別で契約しているパターンがあります。大手の運送会社では、毎月一定数(地域や会社によって基準は異なるようです)の発送をしていると、一律金額で発送を請け負ってくれる場合があります。毎月大量に出品する方は、交渉してみてもいいかも!
まとめ
ヤフオクで実際に副業を行っている人は、老若男女、職業を問わず、少しのコツと根気である程度の利益を得ています。10年以上続けているユーザーも多いことから、ヤフオクを使って副業をすることは一定の利益が見込めると言ってもよいでしょう。忙しい人でも出品時期を工夫したり、出品ツールやクラウドソーシングを利用することで、無理なく続けられる、理想の副業の一つかもしれません。何らかの副業を考えている方は、一度試してみてもよいかもしれませんね。