販売手数料の安さや、楽天キャッシュ・楽天payとの互換性で人気のラクマ。利用しているユーザーもどんどん増えてきているようで、商品数もかなり増えてきています。しかし、メルカリに比べるとまだまだアクティブユーザーは少なく、メルカリよりも売れにくい、と感じている人も少なくないようです。そんなラクマで、普段よりも売れやすい期間があるということはご存知でしょうか?
それは「クーポンが発行されているタイミング」。クーポンを使って購入するユーザーが多いため、普段よりも売れやすくなるわけです。それたけ売れやすいということは、買い手としてもクーポンが発行されているタイミングはお得にお買い物ができるということに他なりません。
今回はそんなラクマのクーポンについてご紹介したいと思います。
いつどんなクーポンがもらえるの?
クーポンの種類や適用条件は様々ですが、最低でも週に一回以上はなんらかのクーポンが発行されています。しかしクーポンの配布期間は短い事も多く、見逃すと後悔することも。なかには配布枚数が決まっているものもあり、早い者勝ちで勝ち取る必要があるクーポンもあります。まずは下に、よく発行されるクーポンの種類をまとめました。
クーポンの種類
- 3%オフクーポン
3000円以上の商品に使用でき、五枚まで使えます。発行される頻度は高めですが、お得度は他のクーポンよりは薄め。 - 5%オフクーポン
3000円以上の商品に使用でき、五枚まで使えます。2020年になってから頻発しているが、もともとは3%オフに比べると発行される頻度は低め。その分、このクーポンの利用期間中は出品される商品や購入される商品が増え、取引が活発になる印象です。 - ラクマくじ
アプリからの出品毎に一日三回までくじがひけます。当たりなら10円/100円/1000円の各クーポンが発行されるようです。出品することで得られるクーポンなので、アクティブユーザーでなければ入手できず、また「はずれ」だと何も当たらないため、ラクマ市場における影響力はやや低め。ですがもし当たれば大きな額のクーポンが手に入るので、出品の予定があるならこのタイミングで一気に出品しておくといいでしょう。 - その他イレギュラークーポン
初出品者対象や、カテゴリ限定などイレギュラーにお得なクーポンが発行されることがあります。昨年は先着一万名に300円以上の商品に使える100円オフクーポンが発行されたこともありました。他にも楽天pay連動キャンペーン等、条件が合えば使えるクーポンも頻繁にあります。
クーポンを見逃さないためには?
クーポンの配布のタイミングは不定期で、次にどんなクーポンが来るか、いつ来るかは予測ができない状況です。クーポンを見逃さないためには、ラクマのアプリをインストールしてプッシュ通知を受けとるか、Twitterのラクマのアカウントをフォローしてクーポン情報をTwitterでチェックするのが確実なのでおすすめ!
Twitterだと「○名限定」といった制限枚数があるクーポンはゲットできない可能性もあるので、より取りこぼしを防ぐならプッシュ通知はoffにせず受けとるべきだといえるでしょう。
使用上の注意を知っておこう!
ラクマのクーポンを使って買い物をする場合、いくつかの注意点があります。
- 発行数に上限が設定されているクーポンは支払い方法を決定後に表示される確認画面の「決定する」ボタンを押した時点で(購入が確定した時点で)初めてクーポンが適用されます。購入画面まで進んでいても、クーポン上限数が終了してしまっている場合はクーポンの確認画面に「このクーポンは上限枚数に達しました」と表示されて利用できません。
- クーポンは使える期間が限られています。クーポン確認画面で有効期限を確認できます。購入申請の申請待ちの間に有効期限が切れた場合はクーポンは無効になってしまうので、期限になるべく余裕を持って購入しましょう。
- クーポンの併用はできません。一会計につき1枚のみ利用できます。
- 購入が完了してしまうと、後からクーポンを追加利用することも、クーポンを解除することもできません。購入画面でクーポンを使い忘れて、後から思い出しても利用はできないので注意しましょう。
クーポンのタイミングで「買う」なら
クーポンが発行されるというプッシュ通知が来てから数時間は、普段より出品される商品が増えてきます。欲しい商品がある場合は検索してみると、それまではなかった商品が追加されているかもしれません。
3000円以上で使えるー等の使用制限がある場合、1つではクーポンが使えない価格なら、出品者の別の商品も確認し、まとめて購入したい商品がないか探してみます。まとめることでクーポンを使用できる金額になるなら、出品者にコメントで相談してみると、まとめた金額で再出品する等対応してくれる場合も。
クーポンが発行されていないタイミングで購入したい商品を見つけたら、いいねで保存しておき、クーポン発行のタイミングまで待つのも手です。それまでになくなるのが心配なら、出品者に取り置きの相談をしてみてもいいかもしれません。
また、3000円以上で使えるクーポンの場合、5%オフなら3000円の商品が2850円になります。2900円等で出品されている商品は、出品者に3000円にして出品しなおしてもらうと、購入者はクーポンが使え、クーポン分の金額はラクマが支払ってくれるため出品者も元より高い金額で売れるという裏の手もあります。
クーポンのタイミングで「売る」なら
クーポン発行のタイミングは、「売り」のタイミングでもあります。ラクマは比較的高単価なので、クーポンを使って買いたいというユーザーがメルカリに比べても多いように思います。
クーポンが発行されている時により売れやすくする工夫として、クーポンの使用条件にあわせて価格設定や出品方法を変えるという方法があります。3000円以上で使えるクーポンが発行されている時には、普段3000円以下で販売している同じブランドや同一ジャンルの商品をまとめて3000円に設定して販売すると売れやすさがUP!
クーポン発行期間中は普段より出品数が増えるので、商品の「埋もれる」スピードも早くなります。普段よりまめに再出品をすると目につきやすくなるようです。
せどり目的ユーザーなら
販売手数料の安さから、ラクマでせどりをしているユーザーも一定数見かけます。ラクマはメルカリに比べると年配のユーザーも多く、高額な商品の取引も多いので、商品によっては「売れやすい」とされているメルカリよりもよく売れる場合も。特にクーポンの発行されているタイミングなら尚更、物流量が上がるので狙い目になってきますよ。
売るのも買うのも「クーポン」期間に!
このように売るのも買うのもクーポン発行期間中がやはりお得で、見逃せない好機だと言うことがご理解いただけたのではないでしょうか。ラクマアプリをインストールしたものの、あまり売れずに放置している、というユーザーも多いようですが、そういう方こそクーポンのブッシュ通知に注目してもらいたいと思います。ほしかった商品がみつかったり、売れ残っていた商品が急に売れたりといった思いがけないサプライズもあるかもしれません。
ラクマを利用するなら、ぜひクーポンを使いこなして賢い取引ができるといいですね。