ヤフオクを利用している方なら、コンビニ支払いについては知らない人はいないでしょう。しかし、paypayやクレジットカードをすでに利用していると、コンビニにわざわざ支払いに行くというのは面倒な印象で利用したことがないという方も多いように存じます。
今回はそんなコンビニ支払いについてのメリットや利用方法をご紹介します。
コンビニ支払いを選択する理由
出品者側として見た時、コンビニ支払いを選択する落札者は意外と多いと感じます。一体どういったメリットからコンビニ支払いを利用しているのでしょうか。
クレカ、銀行口座を自由に使えない
個人的にはこちらの理由が多いのではと考えています。自分で銀行口座に出入金ができずクレジットカードも作れない学生や、家族名義のクレジットカードしか持っていない主婦なら、コンビニ支払いの方が簡単に決済ができます。若年層ユーザーを増やすために、コンビニ決済を取り入れるショッピングサイトもあるほど、その需要は大きいものとなっています。
クレジットカードの明細書で支払を家族に知られたくない場合も、コンビニ決済・コンビニ受け取りを併用すれば誰にも知られずショッピングを完結させられるため便利です。
支払期限が長い
コンビニ支払いと銀行振込は決済番号の発行に5日間、決済番号の発行からさらに3日間の期限が設けられています。その他の決済方法なら、落札日から5日以内が支払期限となっているため、あと数日で給料日!なるべく現金で支払いたいけど今は手持ちが少ない、という時にはこの3日間の猶予が助かる場合も。
現金で家計管理をしたい
クレジットカードで決済をすると引き落としは翌月以降になります。使いすぎを防ぐためにもなるべく商品と交換で現金支払いをしたいという方なら、コンビニ支払いは管理もしやすくうってつけでしょう。
コンビニ支払いのデメリットと注意点
メリットも多数ある半面、デメリットや注意したいことももちろんあります。
コンビニに行く必要がある
当然ですが、コンビニに支払いに出向く必要があります。この点は、理解の上でコンビニ支払いを選択していると思われるのでデメリットとして挙げるほどではないのですが、クレジットカード決済に慣れていると、コンビニに行く用事や予定がないと面倒になってきます。
手数料100円
2020年7月29日より、コンビニ支払いに手数料がかかることになりました。クレジットカード等その他の決済では手数料は無料のままなので、コンビニ支払いにするとわずかに代金がアップすることになります。1決済あたり100円(税込)が商品代金に上乗せされます。中古車などの特定カテゴリーでは、金額が異なるので注意が必要です。
出品者に催促をうける場合も
クレジットカード決済等に比べると、支払い完了までに時間を要するため、出品者から催促を受ける場合があります。対策としては、コンビニ支払いを選択した時は支払予定の日にちを取引ナビで出品者に伝えておくと安心してもらいやすいです。
期限内支払いは必須
支払期限内に支払ができないと、出品者から商品を削除されて取引を中止される場合もあります。期限内に何らかの理由で支払ができなさそうな時は、あらかじめ取引ナビでその旨を出品者に伝えて取引継続をお願いし、出品者に銀行口座などの振込先を聞いて直接入金する必要があります。出品者が振込先を教えたくない場合は交渉決裂で購入はできません。また、直接振込みでは取引ナビが進行しないため、ヤフネコパック等での発送が不可能になり、発送方法変更にかかる送料負担が別途発生することも。出品者、落札者ともに面倒が増えるので、コンビニ支払いをするなら期限内に支払えなさそうならコンビニ支払いはやめておいた方がいいでしょう。
コンビニ支払い利用方法
yahooかんたん決済の画面で、支払い方法として「コンビニ支払い」を選択します。
「セブンイレブン」か、「セブンイレブン以外」かを選ぶよう表示されるので、当てはまる方を選びましょう。
セブンイレブンで決済の場合は、その続きで「払込票」が表示されるので、スマホならスクリーンショット、PCの場合は印刷をし、払込票を店舗レジに持っていきます。あとは通常のコンビニでの買い物と同じように、料金を支払うだけです。
セブンイレブン以外のコンビニでは、「お客様番号」と「確認番号」が表示されるので、その情報をコンビニにある情報端末(ローソンならロッピー等)に入力します。払込票が端末からでてくるので、それをレジに持って行って支払い完了です。
ローソン、ミニストップなら「各種番号をお持ちの方」、ファミリーマートなら「代金支払い(コンビニでお支払い)」をタッチすると番号を入力する画面に切り替わります。デイリーヤマザキの場合は、レジで店員にオンライン決済をしたい旨を伝えると、POS画面に番号を入力するよう指示を受けるので、自分で入力を行いましょう。
コンビニ支払いが正常に完了すると、自分と出品者の双方に自動で通知が送られるので、あとは商品を待つだけです!
払い込み表を表示したら、そこから5日間が支払い期限になります。もし支払い期限を過ぎてしまったら、お客様番号等はもう使えません。
支払いを終えたのに、通知がすぐに来ず心配になる、というパターンもあります。その際は、まず「かんたん決済利用明細」の支払一覧を確認します。 「状態」欄に「支払済み」と表示されている場合は支払い手続きが完了しているので、安心して通知を待ちます。
もし、支払い済みになっていなければ、トラブルの可能性もあるので、ヤフオクのヘルプページで確認します。その際、コンビニで支払いをしたことが証明できるよう、レシートや領収書は保管しておくといいでしょう。
コンビニ決済利用で使いやすさ拡大
コンビニ支払いを利用してみたことがないと、使い勝手や手順などがわからず、結局いつもの支払い方法で済ませてしまいがちです。しかし、使い方や注意点がわかれば、時と場合によってはメリット次第でコンビニ支払いを選択する時があってもいいのかな?と感じました。
個人的には、家族に知られたくない買い物(例えば子どもへのクリスマスプレゼントや、奮発した自分へのご褒美など。)の場合にはコンビニ支払いをぜひ活用したいと考えています。
コンビニ支払いの流れを理解し、いろんなシーンでよりヤフオクが利用しやすくなるといいですね。